家庭教師(怖いじじい編)

そう、それは終了時間の30分前ごろからだった…
食器の音がかたかたかたと聞こえてきたのだ…
私の頭の中にはもしかして…
最悪の結末が頭に浮かんだ。
下へ通じる階段を下りていくと、そこにはじじいが立っていた。
私ははっとし、辺りを見渡した。
すると、あるの物が私の目の中に飛び込んできた。それは正にムササビのようなすばやさで私の目に入ってきた。
じじい「ご飯でも食っていけや。」
私「いいです(否定)」
じじい「悪いことは言わん、食っていけ」
すると、じじいは有無を言わせず食卓の方へ消えて行ったのだった…
勝手に行かれると私は絶対に帰れないではないか…
しょうがなく私は椅子に腰を下ろし、ご飯をいただいて帰ることにした。
先日、友人が寿司だったらいいなと言っていたが、まったくそんな感じではなかった。
出てきたものはご飯と麻婆豆腐と味噌汁だけだった…
しかも味はあまりうまくはなかった…
その間、食卓は無と化していた。音はまるでなく、テレビもなければ音楽も聞こえてこない。シーンとした空気の音が聞こえてきそうだった。
子供はさっさとあまりしゃべらず退席していった…
そこに残されたのはこわもてのじじいと私だった。気まずすぎる…
たった10分ほどでたいらげ、逃げ帰りました…
来週が怖いです(( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
帰り道は暗く、そしてショックで私は放心状態で歩き続けました…
昼間に見たテキサス・チェーンソーを思い出し、夜道にじじいがチェーンソーで襲ってこないかとても不安に車までの、すごく暗い道を駆け抜けました…
ここで日記を記しているということは、どうやら私は無事なようだ。
ウワァァ-----。゜(゜´Д`゜)゜。-----ン!!!!